
地価調査(基準地価)とは?
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2025.12.11

こんにちは、株式会社Bruder(ブルーダー)です。
「地価調査」「基準地価」「公示地価」など、土地の価格に関する言葉は、専門用語が多くて分かりづらいですよね。
不動産の買取や売却をご相談いただくお客様からも、
「地価調査ってニュースで聞くけど、結局なんの数字?」
「自分の土地の値段と、どう関係があるの?」
といった質問をよくいただきます。
今回は、一般の方にも分かりやすいように、「地価調査とは何か」「公示地価との違い」「売却、買取とどう関係するのか」をシンプルに解説します。
1.地価調査(都道府県地価調査)とは?
地価調査とは、都道府県知事が選んだ「基準地」というポイントについて、毎年7月1日時点の土地の価格(1㎡あたりの標準的な価格)を調査し、9月ごろに公表する制度です。
このとき公表される価格を「基準地価」と呼びます。
ポイントは、
・毎年1回(7月1日時点)
・都道府県が実施
・エリアごとの「土地の相場」を示す指標
ということです。
地価調査は、
・土地取引の際の目安
・公共事業などで土地を取得する際の参考
として利用されており、国が行う「地価公示」とあわせて、一般の土地取引価格の指標になっています。
2.公示地価との違いをざっくり整理
ニュースでよく聞く「公示地価」と「地価調査(基準地価)」は、役割がよく似ているため混同されがちです。
ざっくり整理すると、次のような違いがあります。
調査するところ
・公示地価:国(土地鑑定委員会/国土交通省)
・地価調査:都道府県(知事)
基準とする日
公示地価:毎年1月1日時点
地価調査:毎年7月1日時点
公表される時期
公示地価:3月ごろ
地価調査:9月ごろ
エリアのカバー
公示地価:都市部など取引が多いエリアが中心
地価調査:都道府県全域を対象に、より細かくカバー
つまり、
公示地価が「年の前半の指標」、地価調査(基準地価)が「その半年後の指標」
という関係で、お互いを補い合いながら、土地価格の動きを分かりやすくする役割があります。
3.地価調査は不動産売却、買取とどう関係する?
「自分の土地の値段=基準地価」というわけではありませんが、売却や買取を考えるときの“土台となる相場感として、とても役に立ちます。
(1)エリア全体の相場感をつかむ
基準地価を見ると、
この数年で地価が上がっているのか、下がっているのか
自分のエリアは、周辺市区と比べてどうか
といった「エリア全体の傾向」が分かります。
(2)査定価格、買取価格の裏付けの一つになる
不動産会社が査定を行う際には、
・周辺の成約事例
・公示地価・基準地価
・路線価(税金関係の評価)
・個別の条件(道路・形・広さ・建物の状態など)
を総合的に見て価格を考えます。
地価調査の数字は、その中の「公的な相場の目安」として活用されます。
(3)将来性を考えるヒントになる
数年分の基準地価の推移を見ると、
・再開発が進んで人気が高まっているエリア
・人口減少などで地価が緩やかに下がっているエリア
など、将来の傾向もなんとなく見えてきます。
4.地価調査の調べ方
ご自身で地価調査をチェックしたい場合は、
・国土交通省や「地価公示・都道府県地価調査」の検索サイト
・各都道府県のホームページ(「東京 基準地価」「神奈川 基準地価」などで検索)
から、簡単に閲覧することができます。
ただ、地図と数字だけを見ても、
「自分の土地の価格にどう当てはめればいいのか?」
というのは、なかなか分かりづらいのが正直なところです。
5.実際の売却価格とは“ズレる”ことも多いので要注意
大切なのは、基準地価はあくまで「更地としての標準的な価格」だという点です。
実際の不動産は、
・再建築不可
・私道持分がない/通行権があいまい
・借地権、底地権がからんでいる
・古家付きで老朽化が激しい
・市街化調整区域にある
・がけ地、擁壁、セットバックが必要 など
さまざまな事情、リスクが乗っています。
このような「難しい不動産」では、
・基準地価よりもかなり低くなるケース
・逆に、個別の強み(駅近・整形地・陽当たりなど)で高く評価できるケース
もあり、一概に数字だけで判断することはできません。
ここは、専門的な判断が必要になる部分ですので、専門家に確認が必要です。
6.株式会社Bruderにできること
難しい不動産でも、買取と仲介の両方でご提案
株式会社Bruder(ブルーダー)は、
東京、神奈川、千葉、埼玉エリアを中心に、不動産の「買取」をメインに行っている会社です。
・再建築不可
・市街化調整区域
・借地、底地
・共有名義、相続が絡む物件
・古家付き土地、残置物あり
といった、一般には敬遠されがちな物件でも、
地価調査・公示地価・周辺の成約事例などをもとに、丁寧に価格を検討し、自社で直接買取るご提案が可能です。
また、
「少しでも高く売りたいので、時間をかけて仲介で売却したい」
という場合には、仲介での売却もご提案できます。
●買取:スピード重視・手間をかけたくない方向け
●仲介:価格重視で、時間をかけてじっくり売りたい方向け
お客様のご事情に合わせて、どちらが良いか一緒に考えます。
7.まとめ
数字だけで悩まず、まずは専門家に相談を
地価調査(基準地価)は、
「エリア全体の相場をつかむための、とても便利な公的なものさし」
ですが、個別の土地、建物の事情までは反映されていません。
・相続した不動産をどうするか悩んでいる方
・難しい条件の土地を売れるのか不安な方
・買取と仲介、どちらが良いか分からない方
は、数字だけを見て判断する前に、一度ご相談いただくのがおすすめです。
株式会社Bruderでは、地価調査・公示地価・路線価・周辺事例などを総合的に見ながら、
お客様一人ひとりの事情に合わせた「現実的で、無理のない売却・買取プラン」をご提案いたします。
下記電話番号またはメールフォームから、お気軽にお問合せください!
監修者情報

中谷 雄大 株式会社Bruder/代表取締役社長
代表取締役社長。川崎市・横浜市周辺を中心に、不動産売却・買取、賃貸管理など、不動産に関するお悩みに寄り添うサービスを提供し、お客様のスムーズな不動産売却・買取をサポートしている。
・保有資格 宅地建物取引士