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市街化調整区域の不動産を売却するには?

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2025.06.17

市街化調整区域の不動産を売却するには?

こんにちは、株式会社Bruder(ブルーダー)です。

不動産の売却をご検討中の方の中には、「市街化調整区域にある土地や建物は売りにくいのでは?」と不安に思われている方も多いのではないでしょうか。

確かに、市街化調整区域内の物件は通常の土地に比べて制限が多く、売却が難しいケースもあります。

しかし、ポイントを押さえれば売却は可能です。

本記事では、市街化調整区域とは何か、売却のコツ、売却できなかった場合の活用方法まで、分かりやすく解説します。

■ 市街化調整区域とは?

市街化調整区域とは、都市計画法で「市街化を抑制すべき区域」として定められた地域です。

簡単に言えば、「これからあまり家やビルを建ててはいけない地域」という位置づけです。

一方、市街化区域は「どんどん開発してよい地域」で、商業施設や住宅地として発展していくエリアです。

調整区域は、こうした市街化区域の周辺部に指定されているケースが多く、住環境は比較的良好であるにも関わらず、建築に制限があるという特徴があります。

■ なぜ売却しにくいのか?

一番の理由は「建物を自由に建てられないこと」にあります。

市街化調整区域では、原則として開発許可がないと新たな建物を建てることができません。

買主が「家を建てたい」と思っても、それが許可されるとは限らないのです。

そのため、買主側のニーズが絞られてしまい、結果として売却に時間がかかることが多くなります。

■ 売却しやすいケースもある!

すべての市街化調整区域の物件が「売れない」わけではありません。

以下のような物件は比較的売却しやすいです。

・ 建物が建っている物件

・ 商業利用が可能な土地

・ 開発許可が得られそうな立地

■ 売却が特に難しい物件は?

以下のようなケースは、特に売却が難航しやすいです。

・開発許可が見込めない更地

・農地(農地法の規制+都市計画法のダブル規制)

・隣接地と連携できない孤立地

■ 売却のコツは「買主を絞る」こと

市街化調整区域の物件を購入してくれる可能性があるのは、以下のような方々です。

・農家

・隣地所有者

・既存建物をそのまま使いたい方

■ 売却できない場合の活用方法

「すぐには売れないけど、固定資産税などのコストがかかってしまう…」そんな場合は、以下のような活用方法を検討してみましょう。

・コインパーキング

・太陽光発電用地

■ Bruderでは「難しい不動産売買」にも対応!

市街化調整区域の売却は、一般的な不動産より専門知識と経験が求められる分野です。

株式会社Bruderでは、こうした「売りにくい」とされる不動産の売買実績も豊富にございます。

■ まとめ

市街化調整区域の不動産でも、売却は可能です。

そして、信頼できる不動産会社に早めに相談することが何より重要です。

市街化調整区域の不動産で「どう売ればいいのか分からない」「売却できるか不安…」という方は、ぜひ一度私たちBruderにご相談ください!

下記電話番号またはメールフォームから、お気軽にお問合せください!

監修者情報

中谷 雄大 株式会社Bruder/代表取締役社長

中谷 雄大 株式会社Bruder/代表取締役社長

代表取締役社長。川崎市・横浜市周辺を中心に、不動産売却・買取、賃貸管理など、不動産に関するお悩みに寄り添うサービスを提供し、お客様のスムーズな不動産売却・買取をサポートしている。
・保有資格 宅地建物取引士