【地面師にご注意を】ドラマでも話題の不動産詐欺と、安心取引のポイント
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2025.05.23
不動産売買は、ほとんどの方にとって人生で数回あるかないかの大きな決断です。
しかし、その裏側にはドラマやニュースで取り上げられる「地面師」という詐欺グループによる被害が実際に存在します。
この記事では、ドラマで描かれたエピソードも交えながら、地面師とは何か、どんな手口があるのか、そして被害を防ぐためにできることを分かりやすく解説します。
地面師とは?~ドラマやニュースで話題の実際の手口
地面師とは、他人の土地や建物の所有者になりすまして不動産を売却し、買主から大金をだまし取る詐欺集団のことです。
近年では、2017年の「五反田地面師事件」などが有名で、実際に数十億円もの被害が発生し、ドラマやドキュメンタリーにも取り上げられました。
ドラマでは、複数人で役割分担し、偽造された身分証明書や印鑑証明書、権利証を使って司法書士や不動産会社までも巻き込み、都市部の一等地が“なりすまし”で売買される様子が描かれています。
地面師の主な手口は以下の通りです。
・本人になりすました偽の売主や協力者(「親族」「弁護士」役など)が登場
・印鑑証明書、登記簿謄本、権利証などを精巧に偽造
・買主や不動産会社を信じ込ませて多額の売買契約、融資を成立させる
プロの業者ですら騙されてしまうほど巧妙な手口もあり、決して他人事ではありません。
不動産購入時に注意すべきポイント
①本人確認の徹底
顔写真付き身分証や印鑑証明書、登記簿謄本など複数の書類を細かく照合し、少しでも不審な点があれば必ず立ち止まりましょう。
②取引条件の違和感を見逃さない
「急いで売りたい」「相場より安すぎる」など、通常とは違うケースは要注意です。ドラマでも、急かされて取引が進む場面が印象的でした。
③司法書士や専門家を必ず関与させる
信頼できる不動産会社・司法書士の立ち会いのもとで手続きを進めることで、リスクを大きく減らせます。
不動産所有者が注意すべきポイント
①所有不動産の登記を定期的に確認
「知らない間に名義が変わっていた」などの被害防止のためにも、登記簿謄本のチェックを習慣づけましょう。
②大切な書類は厳重に管理
印鑑証明書や権利証、実印などのコピーを安易に渡したり、紛失したりしないよう十分に注意してください。
③売却の話が持ち込まれたときは必ず専門家に相談
思わぬ詐欺被害に遭わないためにも、信頼できる不動産会社や司法書士へ早めに相談を。
Bruderが選ばれる理由 ~安全・安心な取引をサポート
株式会社Bruderでは、こうした地面師による被害を未然に防ぐため、
〇ご契約前の厳格な本人確認・書類確認
〇違和感のある取引や書類には、徹底した再確認や調査
〇権利関係や相続、登記の複雑な案件にも専門スタッフが対応
など、「難しい不動産取引こそ、Bruderにお任せください」と自信をもってお伝えできる体制を整えています。
万が一「こんなケース大丈夫?」と感じた場合も、まずはご相談ください。
まとめ ~不安や疑問は早めにご相談を
地面師による被害は決してフィクションや他人事ではありません。
不動産の購入・売却どちらの場合も、「おかしい」と思ったら一人で判断せず、専門家のサポートを受けることが何より大切です。
株式会社Bruderは、不動産売買の難しいご相談も多数対応してきた実績があります。
安心して取引を進めていただけるよう、全力でサポートいたします。
下記電話番号またはメールフォームから、お気軽にお問合せください!
監修者情報
中谷 雄大 株式会社Bruder/代表取締役社長
代表取締役社長。川崎市・横浜市周辺を中心に、不動産売却・買取、賃貸管理など、不動産に関するお悩みに寄り添うサービスを提供し、お客様のスムーズな不動産売却・買取をサポートしている。
・保有資格 宅地建物取引士