
旗竿地は売れにくい?売却前に見るポイント
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2026.05.09

こんにちは、株式会社Bruderです。
「自分の土地は旗竿地だから売れにくいのでは?」
「普通の土地より安くなってしまうのでは?」
このようなご相談をいただくことがあります。
旗竿地とは、道路に面した細い通路部分があり、その奥に建物を建てるスペースがある土地のことです。
上から見ると、旗のような形をしているため「旗竿地」と呼ばれています。
たしかに、旗竿地は一般的な四角い土地に比べると、売却時に気をつけるポイントが多い不動産です。
しかし、旗竿地だからといって、必ず売れないわけではありません。
土地の状況をきちんと確認し、買主様が不安に感じやすい部分を整理することで、売却できる可能性は十分にあります。
今回は、旗竿地を売却する前に確認しておきたいポイントを分かりやすくご紹介します。
1. 旗竿地が売れにくいと言われる理由
旗竿地が売れにくいと言われる理由は、主に土地の形にあります。
道路から奥まった場所に建物があるため、日当たりや風通しが悪く見られることがあります。
また、通路部分の幅が狭い場合、車の出入りがしづらい、工事車両が入りにくい、建て替えや解体の費用が高くなる可能性もあります。
買う側からすると、
「車は停められるのか」
「建て替えはできるのか」
「工事費用が高くならないか」
「隣地との境界は大丈夫か」
といった不安が出やすい土地です。
そのため、旗竿地を売却する際は、土地の形だけで判断するのではなく、買主様が気にするポイントを事前に整理しておくことが大切です。
2. まず確認したいのは接道の幅
旗竿地で特に重要なのが、道路に接している部分の幅です。
建物を建てる土地は、原則として建築基準法上の道路に2m以上接している必要があります。
この条件を満たしていない場合、再建築が難しい不動産として扱われる可能性があります。
ただし、2m以上接していれば何でも安心というわけではありません。
通路部分の幅がギリギリの場合、車の出入りが難しかったり、建築工事の際に重機や資材の搬入がしづらかったりすることがあります。
売却前には、
・道路に何m接しているか
・通路部分の幅はどれくらいか
・車が入れるか
・建て替え時に工事ができそうか
・前面道路は建築基準法上の道路か
といった点を確認しておくと、査定や売却の話が進めやすくなります。
3. 境界と通路部分も重要
旗竿地の場合、細い通路部分が隣地と接していることが多くあります。
そのため、境界がはっきりしているかどうかも重要です。
境界標が見つからない場合や、ブロック塀、フェンス、給排水管などが越境している場合、買主様が不安に感じることがあります。
特に通路部分は、車の出入りやライフラインの引き込みに関わる場所です。
通路幅が狭い旗竿地では、少しの越境でも使い勝手や建築計画に影響する場合があります。
売却前に境界や越境の有無を確認しておくことで、後々のトラブルを防ぎやすくなります。
4. 旗竿地にもメリットはある
旗竿地はデメリットばかりではありません。
道路から奥まっているため、通行人の目線が気になりにくく、静かに暮らしやすいというメリットがあります。
また、整形地に比べて価格が抑えられることが多いため、エリアを優先して家を探している方にとっては魅力になる場合もあります。
例えば、
・駅や学校に近い
・周辺環境が良い
・土地面積がある
・通路部分を駐車スペースとして使える
・道路から奥まった静かな住環境を求める方に合う
このような条件があれば、旗竿地でも買主様に選ばれる可能性があります。
大切なのは、「旗竿地だから安く売るしかない」と考えるのではなく、その土地の良い部分と注意点を整理して売り出すことです。
5. 仲介と買取、どちらが合う?
旗竿地の売却では、「仲介で一般の買主様を探す方法」と、「不動産会社に直接買い取ってもらう方法」のどちらが合っているかを考えることが大切です。
仲介は、一般の買主様に向けて売り出し、条件に合う方を探していく売却方法です。
購入希望者が見つかれば、買取より高く売れる可能性があります。
ただし、旗竿地は整形地に比べると、注文住宅用地としての需要がやや限られる場合があります。
理由としては、通路部分の幅、車の出入り、日当たり、建物の配置、建て替え時の工事のしやすさなどを気にされる方が多いためです。
そのため、仲介で売却する場合は、ただ土地を売り出すだけでなく、
「車は入るのか」
「どのような建物が建てられるのか」
「通路部分をどのように使えるのか」
「静かな住環境というメリットがあるのか」
など、買主様が気になる点を分かりやすく整理して伝えることが大切です。
一方で、旗竿地は買主様が不安を感じやすい土地でもあるため、売却までに時間がかかる場合もあります。
特に、通路幅が狭い、境界がはっきりしていない、古家が残っている、車の出入りが難しいといった場合は、一般の買主様だけで検討するにはハードルが高くなることがあります。
買取は、不動産会社が直接購入する方法です。
一般の買主様を探す必要がないため、早く売却したい方や、周囲に知られずに進めたい方、境界・建物・通路幅などに不安がある方に向いています。
また、旗竿地であっても、建売業者や不動産会社が購入し、新築戸建を建築して販売できるケースがあります。
一般の方にとっては判断が難しい土地でも、不動産会社であれば、建築プラン、販売価格、工事費用、周辺相場などを総合的に見たうえで、購入を検討できる場合があります。
そのため、旗竿地は一般の買主様には売りにくいと感じる場合でも、不動産会社の買取であれば売却の可能性が広がることがあります。
ただし、買取は不動産会社が購入後に再販売や工事を行うため、仲介より価格が低くなる傾向があります。
そのため、「できるだけ高く売りたい」のか、「早く確実に売りたい」のか、「手間をかけずに売却したい」のかを整理したうえで、売却方法を選ぶことが大切です。
旗竿地は、仲介が向いている場合もあれば、買取が向いている場合もあります。
土地の形だけで判断せず、接道状況、通路幅、車の出入り、建築のしやすさ、周辺相場、売主様のご希望をふまえて、最適な売却方法を考えることが重要です。
6. 売却前に相談するメリット
旗竿地は、土地の形だけを見ると売却が難しく感じることがあります。
しかし、実際には接道状況、通路幅、建物の状態、周辺相場、隣地との関係、建築プランなどを総合的に見て判断する必要があります。
株式会社Bruderでは、旗竿地のように一般的な土地より判断が難しい不動産についても、状況を確認したうえで売却方法をご提案しています。
「そのまま買取できるのか」
「仲介で売り出した方がよいのか」
「建物を解体すべきか」
「境界や通路の問題をどう整理するか」
「建売業者が購入できる土地なのか」
といった点も、売主様のご希望に合わせて一緒に考えることができます。
難しい不動産だからといって、すぐに売却をあきらめる必要はありません。
旗竿地は、ポイントを整理すれば売却の可能性を広げられる不動産です。
まとめ
旗竿地は、一般的な整形地に比べると、売却時に注意すべき点が多い土地です。
特に、接道幅、通路部分の使いやすさ、車の出入り、境界、建て替えの可否などは、売却前に確認しておきたいポイントです。
また、整形地に比べると注文住宅用地としての需要が限られる場合もあるため、仲介で売却する際は、買主様が不安に感じる部分を分かりやすく整理することが大切です。
一方で、旗竿地であっても、建売業者や不動産会社が購入し、新築戸建として販売できるケースもあります。
そのため、一般の買主様への仲介だけでなく、不動産会社による買取も選択肢に入れることで、売却の可能性が広がります。
株式会社Bruderでは、旗竿地をはじめ、再建築不可、私道、越境、相続不動産など、難しい不動産の売買にも対応しております。
買取を中心に、状況によっては仲介での売却もご提案可能です。
旗竿地の売却でお悩みの方は、まずは現在の状況を整理するところから始めてみませんか。
下記電話番号またはメールフォームから、お気軽にお問合せください!
監修者情報

中谷 雄大 株式会社Bruder/代表取締役社長
代表取締役社長。川崎市・横浜市周辺を中心に、不動産売却・買取、賃貸管理など、不動産に関するお悩みに寄り添うサービスを提供し、お客様のスムーズな不動産売却・買取をサポートしている。
・保有資格 宅地建物取引士